2018.10.21

成長企業の隠れた採用方法「リファラル採用」とは

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はじめに

人手不足を訴える企業が増えている現在。リーマンショックの2008年から10年経ち、失業から人手不足へと、完全にシフトしたと考えられます。人手不足なのにも関わらず、採用単価を抑え質の良い人材を確保したいという声をよく聞きます。

採用単価を抑えるなら、Indeed等のダイレクトリクーティングやマイナビ・リクナビ等の媒体を使うのも手ですが、現在流行しつつあるのが、既存の社員が自分の「知り合い」を会社に紹介し採用につなげる「リファラル採用」です。

リファラル(referral)には推薦や紹介といった意味があり、リファラル採用とはその名のとおり、在籍する社員やアルバイト、OB・OGなどの紹介により、自社にマッチしそうな人を選考、採用する方法です。

特にアメリカでは積極的に取り入れられてきたと言われている手法ですが、近年は日本でも少しずつ広がり始めています。特に成長が著しいIT・web系のベンチャー企業では、優秀な人材を確保するためにリファラル採用を積極的に取り入れているケースが多くあります。

リファラル採用のメリットとデメリット

■メリット

1 ミスマッチ採用の低減

自分の会社に適性が高いと感じられる人や、今の職場に必要な能力を持っている人を紹介してもらうのでミスマッチが少なくすみます。

2 離職率の低下

すでに働いている従業員からの紹介であるため、自社の社風や事業について具体的なイメージや、高いモチベーションを持っている人材が多い。そういった人材は入社前と後で企業へのギャップを感じることが少なく、離職率が低い傾向にあります。

3 採用コスト削減

求人サイトや人材紹介会社を通さないため、採用コストを大幅に削減できます。

■デメリット

1. 従業員との人間関係についてフォローが必要

例えば紹介をした知人や友人が結果的に不採用になってしまった場合の双方の関係悪化なども問題として考えられます。紹介をした側は気まずい思いをしますし、紹介された側も、知人・友人の紹介にも関わらず不採用となれば当然ショックを感じる方もいます。リファラル採用では、双方があらかじめ不採用の可能性もあるということを十分に理解しておく必要があります。

2. 似たような色の人材が集まる

「類は友を呼ぶ」のがリファラル採用なので、紹介した社員と似た人材が集まります。問題がない場合も多いのですが「新しい風」を取り入れたい企業には適していないと考えます。

最後に

あなたは仲のいい知人を自社に誘いたいと思いますか?リファラル採用を実施するにあたって、第一に始めなくてはいけないことは自社の社員が周りに紹介したくなるような魅力的な組織づくりだと考えています。組織づくりに成功すれば、社員が周りに声をかけたくなり、優秀な人材を低コストで採用し、更に組織力も高まるという無限ループが発生します。採用に何かしら課題を感じているのならリファラル採用の導入を検討してみてはいかがでしょうか。